コンシェルジュノート

2013/11/20 コンサルタントコラム

ホテル旅館のビジネスモデル(6)

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 良いサービスを提供したら利益につながると言った短絡的な考え方は、既に現代では通用しない。お客様はそれほど単純では無いからだ。まだ、ホテル旅館で過ごすことが普通では無かった時代であれば、良いサービスを提供すればお客様が感動して、十分なお金を落としていってくれた。しかし、今はそんな機会が数多くあり、お客様のホテル旅館ライフの体験は数多くなっている。既におなかいっぱいのお客様に対して、更に何かを食べて貰うようなものなのである。

 そこで、もう少し綿密なサービス設計が必要となる。

 誰から、何で、いつ利益を得るかである。例えば、宴会部門であれば、地元有力企業から、コンシェルジュサービス付きのカスタマイズされた宴会で、リピートを繰り返してもらい利益を得るといった考え方である。

つづく