コンシェルジュノート

2011/11/22 コンサルタントコラム

集客力の源泉を探る⑦

 次の集客力の源泉は、「地域観光マーケティング」である。つまり、地域の良さを活かして人を呼ぶということである。
 まずは、地域の良さ、ダイヤモンドの原石を探すことから始める必要がある。地方に行くと、「この近くには人を呼べるものなんかないよ。どこにでもあるものばかり・・・。」という話をよく聞く。しかし、である。その場所にずっと住んでいる人はそうかもしれないが、何気ない風景や自然、町並み、住民の仕事をする様、風や空気など日本のどこに行ったって、同じものは何一つない。この狭い日本でも、同じものなど何一つないのである。地元の人がこの地域には何もないと言うのは、単にそこに慣れてしまっているだけなのである。どんなに気立ての良い奥さんだって、ずっといるとそのありがたみが分からなくなるのと同じである。
 だからこそ、よそ者の新しい目が重要となる。我々みたいなコンサルタントはもちろんであるが、最近地元に移り住んできた方はいないであろうか。そのような方は、新鮮な目でその地域を見つめている。その先は、ダイヤモンドの原石がたくさん転がっているのである。
つづく
 
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